似合うリング選びのポイントは骨格にあり!
結婚指輪を選ぶときは、デザインや素材はもちろんのこと、指を美しく演出してくれるリングアームを選びましょう。選び方のポイントは、ズバリ「骨格」です。将来的に体型は変わるかもしれませんが、骨格は変わりません。骨太の人は体重が減っても太いままですし、骨細の人は体重が増えても指がぽっちゃりとするので似合うリングは変わらないのです。一般的には、骨太の方はリングアームがボリューミーなもの、骨細の方には繊細なものが似合います。
細かい部分は、指の長さに合わせて微調整していきます。骨太でも指が短めの方は華奢さをプラスするとより美しく見えますし、骨細でも指が長い方は太いリングが似合うこともあります。ポイントを絞りながら試着して比較してみましょう。
より自分の骨格にぴったりの結婚指輪に出会うためにも、オーダーメイドでプロに相談しながらデザインしてもらってもいいでしょう。自分のセンスを過信せず、プロに任せると案外自分にぴったりのリングに巡り合えます。また、骨格を考慮したセミオーダーの提案をしてくれるブランドもあります。一生つけるものだから、あなただけの指にピタリとなじむリングを選ぶことは、絶対にはずせないポイントです。
長くつけるものだから、長い視点で選ぼう
結婚指輪は一生をともにするものなので、十年先も、何十年先も身に着けている自分を想像してから決める必要があります。フラワーやリボンのモチーフ、大好きなペットや動物の模様を描いたデザインなどもオリジナリティがあってとても素敵ですが、そのリングは30年先50年先も気に入って身に着けられるものでしょうか?大きな宝石がついた結婚指輪を、家事をするとき、子育てするときにも着けていられるでしょうか?
もちろん個性的なモチーフでも、結婚指輪としてつくられたものは一生つけることを想定しているので、身に着けやすいデザインのものが多いです。個性的なデザインが好みの方は、ブライダル専門店で相談すると理想的なリングが見つかるでしょう。いろんな想像力を働かせながら、理想の結婚指輪に近づいていきましょう。
とはいえ、今の自分ともつり合いがとれているかも考える必要があります。一生使い続けるものだから高価な宝石が付いているものを……と考えたところで、見る人が見れば不釣り合いだと感じることもあります。
現在のバランスと、将来のこと、広い視点で選んでいくことが大切です。
2人の希望を叶える指輪選びにこだわろう
結婚指輪は二人が身に着けるものなので、しっかりと二人で相談しながら決めていきましょう。女性が自分の女性らしい好みを優先してこだわりすぎると、男性が着けにくいリングになってしまう可能性があるので、男性の立場や気持ちも重視しましょう。
二人それぞれの好みに合わせて違ったデザインを選ぶカップルも増えています。見た目は違うデザインでも、裏側におそろいのシークレットストーンを入れたり、刻印をいれるなどしてペアリングにすることは可能なので、セミオーダーやオーダーでお互いが気に入ったデザインを選んだ上で、どんな形でペアリングにするかの仕様を考えるのも素敵ですね。
近年はとことんセミオーダーで希望のデザインを追求しても、10万円前後など手が届きやすい価格のブランドもあります。セミオーダーやオーダーで、自分たちの指にぴったりと合う、世界でたったひとつの指輪を創れば、既製品の中から選ぶよりも愛着がわきます。
結婚指輪が販売されているショップには、ショーケースに並べられた既製品の中からデザインを選ぶタイプのショップと、座席に座り専門スタッフと相談しながらデザインや素材を決められるサロンタイプのショップがあります。どちらが良い悪いではありませんが、初めてかつ一生モノの結婚指輪選びですので、できれば座席に座り、落ち着いて相談できるサロンタイプのお店のほうが、二人の希望をとことん伝えることができますし、ゆっくりと試着に時間をかけることもできるのでおすすめです。