結婚指輪を選べない、女性と男性それぞれのホンネ
女性が結婚指輪を選べない理由
理由その1 ブランドの数が多すぎて見きれない
ジュエリーブランドは、ティファニーやカルティエなど外資ブランドからミキモトやタサキなど国内ブランドまでたくさんのブランドがあります。
各ブランドの中にも多数の結婚指輪があり、とてもすべてを比べて選ぶことはできません。
普段からハイブランドのアクセサリーが好きで詳しい人なら「結婚指輪はこのブランドがいい」というこだわりもあるかもしれませんが、ジュエリーに詳しくない場合は、どのブランドから選ぶべきか迷うでしょう。
ポイント!こだわりたいポイントを決める
「ブランドが多くて選べない」という理由の場合、二人で一緒にブランドを調べるといいでしょう。
その際、「素材」「デザイン」など、こだわりたいポイントを絞って調べることが大切です。
ポイントを絞らずに選ぼうとすると、選択肢を絞り切れません。好みの結婚指輪をしている友人や職場の人にブランドを聞くことも、ブランド選びの近道になります。
いくつかブランドを絞ったら、実際にショップへ行き、接客の良いところで購入してみてはいかがでしょうか。
理由その2 自分では選べない
そもそも「結婚指輪を自分では選べない」という理由は、気になる指輪が多くて一つに絞れないというより、相手の希望を優先したいと考えていることが多いです。
結婚指輪を一人で選べないのは当然。日常的に着用するものですから、着け心地やデザインが好みに合うことが大切です。
自分一人では選べず、「男性に選んで欲しい」「一緒に選びたい」と考えている女性は少なくありません。しかし、一般的に指輪に対してこだわりや思い入れが強いのは女性のことが多く、指輪選びを任されてしまって困ることが少なくないようです。
ポイント!二人で一緒に選ぶ
結婚指輪を選べないときは、一緒に選びましょう。二人ともが納得できる指輪を見つけていけば、自然と選択肢は減っていくので、最終的に一つを決められます。
男性から任せられた場合でも、一人で選べないと思ったら「一緒に選びたい」と伝えましょう。
男性が女性に指輪選びを任せるのは、指輪が欲しくないのではなく、何をすればいいのか分からないということが多いです。気持ちをはっきりと伝えることが大切です。
理由その3 男性の予算を気にしてしまう
結婚指輪は高い買い物です。どのくらいの価格帯から選べばいいか迷うかもしれません。特に男性が支払いをする場合は、本当に欲しい指輪があっても遠慮して言えないこともあるでしょう。
希望を聞いているうちに金銭感覚の違いが分かり、悩んでしまう可能性もあります。予算をはっきり提示してもらえない場合、結婚指輪を選びにくくなりがちです。
「一生身につける指輪だからいいものを買いたい」という意見と「身の丈にあった金額のものを買いたい」と言う意見に分かれて喧嘩になることもあります。
ポイント!予算について話し合う
予算のことはきちんと話し合いましょう。予算があいまいなままでは、いつまでも選べません。結婚指輪の予算を話し合うということは、価値観を話し合うということでもあります。
これからの結婚生活において、大切なことをお互いに知ることができる機会です。結婚指輪のことが分からない時期に話し合っても、現実的ではない予算になる可能性があります。ある程度の価格帯を知ったうえで、こだわりたいポイントを考慮しながら予算を決めることが大切です。
男性が結婚指輪を選べない理由
理由その1 普段アクセサリーを着けないのでイメージがわかない
男性が結婚指輪を選べない大きな理由のひとつに、「アクセサリー自体がよく分からない」というのがあります。普段アクセサリーを着けない人は、アクセサリーのイメージがわきません。
自分では分からないから、アクセサリーが好きな女性に選んでほしいと考え、「好きなデザインを選んでいいよ」など、女性に任せて興味を示さない男性も少なくないようです。
しかし、男性が結婚指輪選びに無関心でいると、喧嘩の原因になることもあります。
ポイント!いろいろなリングを見る
まずは、女性に「アクセサリーのことが分からない」ということを素直に伝えましょう。この説明がなく興味がなさそうにしてしまうと、結婚に対する温度差を感じさせてしまいかねません。
興味がないのではなく、分からないのだということを伝えておくことが大切です。
その上で、結婚指輪をたくさん見ましょう。まずはどのような種類があるのかを知り、試着しながら、自分に合うリングを見つけることをおすすめします。アクセサリーに慣れていない人ほど、相手任せにせず、違和感のない指輪を選ぶことが大切です。
理由その2 男性である自分が選んでいいのかわからない
男性が結婚指輪を選べない理由には、指輪は女性が選ぶものという思い込みがあります。
女性の方が指輪に対するこだわりが強いというイメージがあると、自分の要望を伝えることに対する遠慮が出てしまうようです。
女性の様子を見ながら、どこまで結婚指輪選びに参加すればいいか迷ってしまう男性もいるかもしれません。女性も男性に対する遠慮があると、なかなか選べないという事態に陥ります。
ポイント!男性が積極的に参加して問題なし
結婚指輪選びは、男性が積極的に参加して問題ありません。むしろ、要望ははっきり伝えて、女性と一緒に迷うことで、女性も結婚指輪選びを楽しめます。
スーツを着る仕事ならスーツに似合うデザインなど、女性より男性の方が結婚指輪の条件は絞られることが多いです。女性の好みだけで決めるより、男性もこだわりをもって選ぶことで、円満な結婚指輪選びができます。
また、彼女に似合う指輪を一緒に探すという視点も忘れてはいけません。女性は男性に「こっちも似合う」といった意見をもらえると嬉しいです。指輪選びを楽しむという気持ちで、積極的に参加しましょう。
理由その3 彼女に任せっきりになってしまっている
アクセサリーに興味がなく、結婚指輪選びを彼女任せにしてしまう男性は少なくありません。「選べない」というより「選ぶ気がない」という態度は、喧嘩の原因になりやすいです。
女性からは「なんでもいいというから候補を見せたら意外とこだわりが多かった」など、不満の声がたくさんあがっています。
結婚指輪選びを彼女任せにするリスクは、結婚指輪選びへの関心度が結婚に対する温度と受け取られてしまうことです。本当は興味がないのではなく「分からない」だけのことではないでしょうか。
ポイント!抵抗があるポイントを考える
結婚指輪選びを彼女任せにするのはおすすめできません。結婚指輪に興味がなくて彼女に選んでもらいたいという男性は多いですが、その多くが「指輪のことが分からない」だけのようです。
女性が「これは?」と聞くと「それは嫌だ」といった返答をすることが少なくありません。「興味がない」「なんでもいい」というわけではない証拠です。
このようなときは、「どんな指輪は嫌か」という視点から考えるといいでしょう。たとえば、「派手なリングは嫌」であれば、デザインはシンプルなものがいいということになります。このようにこだわりのポイントを絞ることで、彼女任せを回避できるでしょう。
まとめ
結婚指輪は、一生に一度の買い物であり、二人にとって最初の高額な買い物です。価値観や好みが分かれやすいものでもあります。話し合いながら一緒に決めましょう。
結婚指輪を選べないときは、仕事やライフスタイルを考えて、違和感のないデザインをイメージすると選びやすくなります。ぜひ楽しみながら結婚指輪を選んでください。