結婚指輪でプラチナを選んでも後悔しにくい理由
プラチナの結婚指輪でよくある後悔
傷がつきやすい
プラチナは金と同じように比較的柔らかい素材となっており、思っているよりも傷がつきやすいと感じる人もいます。プラチナは純度が高い方が柔らかいため、価値が高いからとPt950ではなくPt999を選んだことで傷がつきやすくなって後悔する人もいるようです。
パーソナルカラーと合わない
プラチナはブルべの人に似合い、イエベの人はゴールドの方が似合うとされています。プラチナが好きで選んだが自分には何となく合わなかった、と感じて後悔する人もいるようです。また、「結婚指輪はプラチナ」というイメージからゴールドが良かったのにプラチナを選んでしまい、自分の好きな指輪が選べなかったと後悔する声もあります。
思ったよりも重い
プラチナは重厚感があるため結婚指輪でも人気ですが、純プラチナ(Pr999)の比重は21.4g、Pr900は18.87gとなっており、鉄の比重が7.8gであることを考えても重くなっています。身に着けるときに重さが気になってしまい、後悔する声もあるようです。
後悔しないためにまず知っておきたいこと
日本で主流な素材なので無難な素材である
最近では結婚指輪としてゴールドやピンクゴールド、シャンパンゴールドなど様々な種類の指輪が結婚指輪として使われていますが、やはり日本で主流であるのはプラチナです。プラチナは変色がしにくく、変質しにくいため色や輝きに大きな変化がありませんし控えめな輝きがTPOを選ばないメリットもあります。
結婚指輪は長い時間一緒に過ごすものですから、そのときの流行や感情で選ぶのではなく長い目で考えることも大切です。
逆に他の素材を選んで後悔するケースも
プラチナではなくゴールドを選んで後悔した声もあります。ピンクゴールドは年齢を重ねたときに服に合わせにくくなるかもしれません。一般的なプラチナと比べて男性がゴールド系の結婚指輪をしているのは目立ってしまいます。いずれも場面によっては派手に感じてしまい、葬儀など特定の場所によっては使いづらく感じてしまうかもしれません。
また、ゴールドは硫黄や塩素、漂白剤などにより酸化してしまうことも注意しなければいけません。
プラチナの結婚指輪にしてよかったという意見
シンプルだからこそ飽きずにつけ続けられる
プラチナは金の30分の1ほどしか採掘されない貴重な金属で高級感が感じられます。結婚指輪としてのプラチナはシンプルだからこそ普遍的な美しさが魅力となり、いつまでも飽きずに身に着けることができます。
長期間愛用できる耐久性
プラチナは酸化や腐食に強いため、いつまでも美しい輝きが続くメリットがあります。傷はつくかもしれませんが、変形・変質しないため永遠に純白の輝きを放つとされるプラチナは結婚指輪にふさわしいと言えるでしょう。
冠婚葬祭でも着けられたり、安心
葬儀の場では派手な指輪はNGとなってしまいます。指輪の中では結婚指輪のみ着用することができますが、イエローゴールドやピンクゴールドなど輝きが強く色味がある指輪は想像以上に目立つため非常識と思われることもあり、外した方が無難です。プラチナであれば冠婚葬祭問わず、いつでも身に着けることができます。
自分の肌との相性
パーソナルカラーがブルべの人は、プラチナとの相性が良いです。ゴールドが気になっていても肌と合わずにプラチナを選んだ、という声も見られます。主張しすぎない色となっているため、プライベートや仕事など場面を選ばずに使えるでしょう。
肌への優しさと安心感
プラチナは金属アレルギーを起こしにくい素材です。ただし、加工しやすくするために混ぜ合わせる金属によってはアレルギーが起こってしまう可能性もあるため、事前に確認すると良いでしょう。
プラチナの結婚指輪選びで後悔しない選び方
素材の知識への理解とプラチナの純度を確認する
結婚指輪に使われるプラチナは、Pt900 、Pt950が一般的です。純度が最も高いPt1000は強度が弱く色も黒めとなり、結婚指輪には適していません。Pt950はプラチナ特有の輝きとしなやかさがあり、Pt900は衝撃や傷に強くリーズナブルとなっています。純度が高いほど柔らかくなってしまうため、純度や加工方法を考えて選ぶことが大切です。
デザインの選び方と試着の重要性
プラチナリングの主なデザインを挙げてみます。
- オーバル:シンプルで飽きの来ない丸みのあるスタイル
- オーバルヘアーライン:髪の毛のような細いラインを描く仕上げ
- オーバルミルグレイン:奥行きのあるミルグレインを装飾
- ルリエ:オーバルデザインにカービングを施したデザイン
- コンビネーション:プラチナとゴールドを組み合わせたデザイン
- アントルティエ:ねじったような立体的なデザイン
プラチナを選ぶことではなく、選んだデザインに後悔してしまうことがあります。実際に試着したサイズ感、つけてみたフィット感を確認することはもちろん、普段使いに適したデザインか、長く愛用できるものかをチェックしておくと安心です。
長く着け続けることを考える
結婚指輪は一生に一度のものですから、長期的な視点で選ぶことが大切です。長く使うものだからとシンプルすぎたデザインにすると、時間がたって物足りなく感じてしまうこともあるようです。自分が本当に好きなデザインは何かを考え、日常生活に支障が出ないけど華やかなものにするなど工夫することも大切です。手持ちのジュエリーと重ね付けすることも考えておくと色々なバリエーションが楽しめるでしょう。
見ておきたい!プラチナのリングを見るならおすすめのブランド
ここでは、プラチナの指輪を提供しているおすすめのブランドをご紹介しています。ご紹介しているブランドは、プラチナの素材・Pt950、かつ自社で独自に開発したハードプラチナがあると記載されているブランドです。それぞれのブランドが提供するプラチナの特徴もまとめていますので、指輪探しの際にぜひ参考にしてみてください。
銀座ダイヤモンドシライシ

(https://www.diamond-shiraishi.jp/)
1994年に創業した銀座ダイヤモンドシライシ。ブライダルジュエリー専門店として、数多くのカップルの幸せに特別な輝きを届けてきたブランドです。高品質なプラチナやダイヤモンドと小さな爪まで完成度を極めた、シンプルで上品な結婚指輪が人気。デザイン数も550種類以上と豊富なラインナップを展開しています。
銀座ダイヤモンドシライシのプラチナの特徴

(https://www.diamond-shiraishi.jp/marriagering/bouquet_2.html)
- 独自開発のハードプラチナで、普段使いにも耐えられる十分な強度
- 指に当たるリング内側に緩やかなカーブをつけることで、滑らかで指当たりの良い着け心地
- 生涯に渡り飽きが来ない、金属独自の美しさを体現したデザイン
銀座ダイヤモンドシライシが、結婚指輪は「一生使うもの」という思いから開発したハードプラチナは、ブライダルジュエリーにふさわしい独自配合。繊細なデザインの美しさを持っている点や、さらに普段使いにも耐えられるような強度、そして金属独自の美しさを実現したバランスの良いプラチナです。
また、銀座ダイヤモンドシライシは「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「グラスゴールド」「ブロッサムピンクゴールド」といったゴールドの指輪も豊富に用意していますので、ぜひチェックしてみてください。
エクセルコ ダイヤモンド

エクセルコ ダイヤモンドは、ダイヤモンドの品質に徹底したこだわりがあるベルギー発のブランドです。自分たちだけのデザインを楽しめる、フルオーダーにも対応。専属デザイナーとの綿密な打ち合わせを行い、細かい部分にまで希望を生かしたデザインとすることが可能です。
エクセルコ ダイヤモンドのプラチナの特徴

(https://www.exelco.com/bridal_jewelry/marriagering/elisabeth_fine.php)
- 独自配合によって強度の高いハードプラチナを提供
- 強度が高いハードプラチナなので、傷もつきにくい
- 純度99.9%のプラチナ(Pt999)も選択が可能
同ブランドがこだわりを持つ、ダイヤを引き立てるプラチナを提供。「ハードプラチナ」と呼ばれる、より硬度が高いプラチナであることから、普段使いにも対応が可能です。日常生活の中でどうしても小さな傷はついてしまいますが、永久保証にて対応が可能。選び抜いた金属を使用することにより、品質にこだわった美しいリングを提供しています。
スタージュエリー

(https://www.diamond-shiraishi.jp/)
1946年創業のスタージュエリーのブライダルリングは、全て自社工房で製作される点が特徴。熟練のクラフトマンによる手作りにこだわっています。シンプルなデザインが多いものの、同ブランドの細やかな技巧が感じられる点がポイントです。
スタージュエリーのプラチナの特徴

(https://www.star-jewelry.com/bridal/2PR0702_2PR0701.html?cgid=bridal-marriage#srule=new&start=1&sz=20)
- プラチナはPt950を採用
- 高い硬度をもつハードプラチナを採用
- プラチナ製品は細かいパーツまでPt950を使用
スタージュエリーのプラチナは、高純度のPt950、その中でも硬度の高いハードプラチナを使用している点が特徴です。同ブランドのプラチナ製品の場合、チェインや引き輪、フックなど小さなパーツに至るまでPt950を使っているため、美しさや硬度、耐久性を併せ持っている点が特徴といえます。