結婚指輪でダイヤモンド入れる?入れない?
後悔しないために知っておきたいこと
結婚指輪のデザインを選ぶ際には、メレダイヤが配置された華やかな指輪が気になる人も多いのではないでしょうか。そこでこちらの記事では、メレダイヤを指輪に入れるメリットとデメリットに加え、メレダイヤが入った指輪を選ぶ際のポイントなども解説しています。ぜひ選ぶ際のポイントを押さえて、後悔のない指輪選びにつなげてください。
結婚指輪にダイヤモンドを入れる?後悔しない選び方
メレダイヤモンドとは?

メレダイヤとは、小粒のダイヤモンドを指します。ダイヤモンドのリングの中には、小さなダイヤモンドが並んでいるデザインのものも多くあります。華やかな印象になるため、メレデザインは人気のデザインとなっています。
日本ジュエリー協会により発行されているジュエリー用語辞典によると、メレダイヤモンドとは基本的には0.1カラット以下のダイヤモンドのことを指しています。
メレダイヤを結婚指輪に入れることには、メリットとデメリットの両面があります。婚約指輪はダイヤモンドを入れるのが一般的ですが、結婚指輪の場合は個人の好みで選択するのがおすすめです。
入れるメリット
メレダイヤを結婚指輪に入れると、華やかな印象の指輪になります。手を動かすたびに小さなダイヤがキラキラと輝きますので、一粒のダイヤとは異なる雰囲気を感じられる人も多いでしょう。また、メレダイヤを使った結婚指輪は、さまざまなデザインが楽しめる面もあります。デザインの選択肢の幅が広いため、多彩なデザインの中から選びたいと考えている方はメレダイヤを入れた結婚指輪を検討してみるのもおすすめです。
入れるデメリット
メレダイヤを入れた指輪は、小さなダイヤが多くセットされていますので、それぞれの石と石の間にほこりが溜まりやすくなります。そのため、指輪を購入した店舗などでクリーニングのメンテナンスを受けることで、きれいな状態を保てます。購入する際に、クリーニング等のアフターメンテナンスは無料で受けられるかを確認しておくことがおすすめです。
また、小さなダイヤが洋服や家具などに引っかかりやすいと感じる人もいるかもしれません。この点については、デザインに左右される部分がありますので、デザインを決めるときにスタッフと相談してみることで引っかかりを感じにくくなるケースもあります。
結婚指輪のダイヤモンドで後悔するケース
よくあるケース1:メレダイヤモンドの質が低い
よく見られるケースのひとつとして、「メレダイヤモンドの質が低かった」という後悔が挙げられます。どのような理由でこのような後悔することになるのかを見ていきましょう。
「サンプルと違う?」実際に手元に届いた結婚指輪が輝いていない...
店舗に行き、実際に試着した際にサンプルで見た指輪にセットされているダイヤはキラキラと輝いており素敵な指輪だと感じたとします。そこでその指輪を注文し、実際に納品された指輪を着けてみたところ、試着した時ほど輝いていないといったケースも考えられます。
メレダイヤの質にこだわらないと輝かないダイヤに
「指輪にセットされているダイヤモンド」と聞いたとき、婚約指輪にセットされた大きなダイヤモンドをはじめに想像する人が多いのではないでしょうか。その場合には、ダイヤモンドが大きい分ダイヤモンドの品質にとことんこだわるケースが多いと考えられます。
しかし、結婚指輪にセットされるダイヤモンドは小さなメレダイヤモンドが多くなります。この場合、小さなダイヤモンドであることから、ダイヤの質にこだわる人はあまりいないでしょう。しかし、もしダイヤの質にこだわらずに買ったとすると、実際に指輪を着けた時に「輝いていない」と感じてしまい後悔する可能性もあります。そんな後悔をしないためにも、購入前にしっかりとスタッフと相談をしながらメレダイヤの質にもこだわることをおすすめします。
質の悪いメレダイヤモンドを避けるためには?
ハートアンドキューピットが見られるダイヤモンドを探す

ダイヤモンドの質を見極める方法のひとつとして「ハートアンドキューピッド」が見られるかどうか、という点が挙げられます。これは、ラウンドブリリアントカットを施したダイヤモンドのうち、光の反射によってクラウン側に矢、パビリオン側にハートが8つずつ浮かび上がって見えるものをいいます。これは、光学的対称性が優れているダイヤモンドに出やすいと考えられているものであり、高品質なダイヤモンドとされています。
ハートアンドキューピッドは肉眼では見られませんので、専用のスコープを用います。それぞれの矢とハートがバランスよく配列されているか、またマークに欠けている部分がないかといった点、マークがはっきり鮮明に見えるかどうかを確認しておきましょう。このようなダイヤモンドを探すことが、質の悪いメレダイヤモンドを避けるためのひとつの方法といえます。
ちなみに、ハートアンドキューピッドとは中央宝石研究所の登録商標となっているため、GIA(米国宝石学会)では「ハートアンドアロー」といったように、別の名前で呼ばれることもあります。
サリネライト評価を導入しているブランドを探す
品質の良いダイヤモンドを選ぶためには、サリネライト評価を導入しているブランドを探すのもひとつの方法です。サリネライトとは、サリネ者により開発された、ダイヤモンドを化学的に測定・分析するためのシステムです。「ブリリアンス」「スパークル」「ファイヤー」「シンメトリー」という4つの項目について計測機器で測定し、総合的な評価によってグレードが決定されます。この評価において、「アルティメイト」という評価を得ているブランドを探すことがおすすめです。ちなみに、「アルティメイト」にも3種類の評価があり、中でも最高の評価は「Ultimate★★★」となります。
また、メレダイヤモンドには鑑定書はつきません。そのため結婚指輪に使用しているメレダイヤモンドの4Cのクオリティはどのようなものを使用しているのかをブランドに確認したほうが良いといえます。
よくあるケース2:メレダイヤモンドが取れる
メレダイヤが取れてしまうケースと原因
メレダイヤは、1粒1粒を小さな爪で固定しています。そのため、指輪をどこかにぶつけたり、指輪が歪んでしまったりすることによって、ダイヤを留めている爪が歪んでしまってメレダイヤが取れてしまいます。時には、爪が折れてしまってメレダイヤが取れてしまうケースもあります。
結婚指輪は日常的に身につけている人も多く、使用しているうちに起こり得ますので、注意しておくことがおすすめです。
メレダイヤが取れないためにも歪みにくい素材選びが重要
上記の通り、爪が歪んでしまったり折れてしまったりすることでメレダイヤが外れてしまいます。この状況を防ぐには、まずメレダイヤが取れてしまいそうな状態になっていないかを気にかけることが対策として考えられますが、どうしても急なアクシデントなどの場合は防ぐのが難しいケースもあります。
そのような場合に備えて、指輪の素材選びに気をつけることもおすすめです。例えば、歪みにくいハードプラチナを選ぶのもひとつの選択肢なので、結婚指輪を選ぶ際にお店のスタッフと相談してみると良いでしょう。
まとめ|メレダイヤ付きの結婚指輪で後悔しないために
メレダイヤが入った結婚指輪を選ぶ場合には、まずメレダイヤの質をしっかりと確認しておくこと、さらに爪が歪んで取れてしまうので防ぐためにも、指輪の素材は歪みにくいハードプラチナを選ぶことがおすすめです。ぜひ、自分のお気に入りの結婚指輪を見つけてください。
メレダイヤにもこだわる、おすすめのブライダルジュエリーブランド
ここでは、メレダイヤにもこだわりたい人に向けて、おすすめのブランドをご紹介しています。ご紹介しているブランドは、サリネライト評価レポートを導入、かつプラチナの素材をPt950&自社で独自に開発したハードプラチナがあると記載されているブランドです。それぞれのブランドが提供するプラチナの特徴もまとめていますので、指輪探しの際にぜひ参考にしてみてください。
銀座ダイヤモンドシライシ

(https://www.diamond-shiraishi.jp/)
1994年に創業した銀座ダイヤモンドシライシ。ブライダルジュエリー専門店として、数多くのカップルの幸せに特別な輝きを届けてきたブランドです。高品質なプラチナやダイヤモンドと小さな爪まで完成度を極めた、シンプルで上品な結婚指輪が人気。デザイン数も550種類以上と豊富なラインナップを展開しています。
銀座ダイヤモンドシライシのプラチナの特徴

(https://www.diamond-shiraishi.jp/marriagering/bouquet_2.html)
- 独自開発のハードプラチナで、普段使いにも耐えられる十分な強度
- 指に当たるリング内側に緩やかなカーブをつけることで、滑らかで指当たりの良い着け心地
- 生涯に渡り飽きが来ない、金属独自の美しさを体現したデザイン
銀座ダイヤモンドシライシが、結婚指輪は「一生使うもの」という思いから開発したハードプラチナは、ブライダルジュエリーにふさわしい独自配合。繊細なデザインの美しさを持っている点や、さらに普段使いにも耐えられるような強度、そして金属独自の美しさを実現したバランスの良いプラチナです。
また、インド・イスラエル・ベルギーの世界三大市場から仕入れた研磨済みダイヤモンドをサリネ・ライトで1ピースずつ輝きを測定し、バイヤーの厳格な基準をクリアした最高評価「Ultimate」のみを買い付けています。
エクセルコ ダイヤモンド

エクセルコ ダイヤモンドは、世界3300店舗で天然ダイヤモンドのみを取り扱っています。原石を自社でカットから研磨まで自社一貫体制で行い、厳選された全てのセンターダイヤモンドには品質を証明するカット証明書が発行。「サリネ・ライト」という輝きを測定するシステムを導入し、99%以上のダイヤが最高評価の「Ultimate★★★」に選定されています。
エクセルコ ダイヤモンドのプラチナの特徴

(https://www.exelco.com/bridal_jewelry/marriagering/elisabeth_fine.php)
- 独自配合によって強度の高いハードプラチナを提供
- 強度が高いハードプラチナなので、傷もつきにくい
- 純度99.9%のプラチナ(Pt999)も選択が可能
同ブランドがこだわりを持つ、ダイヤを引き立てるプラチナを提供。「ハードプラチナ」と呼ばれる、より硬度が高いプラチナであることから、普段使いにも対応が可能です。日常生活の中でどうしても小さな傷はついてしまいますが、永久保証にて対応が可能。選び抜いた金属を使用することにより、品質にこだわった美しいリングを提供しています。