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婚約指輪にはバージンダイヤモンドが必ず使われている?意味と証明書の有無、選ばれる理由を解説

大切な指輪に使いたいバージンダイヤモンド

あなたの婚約指輪や結婚指輪は新品ですか?親から譲り受けたものでない限り、きっと新たにしつらえた指輪をしているという人がほとんどでしょう。でも、使われているダイヤモンドは、必ずしも新品でない場合があるそうです!

ジュエリーショップのダイヤは全てが新品じゃない?

寝耳に水な情報かもしれませんが、ジュエリーショップで売られている新品の指輪でも、ダイヤモンドが新品とは限りません。ダイヤモンドはとても丈夫な石ですので、経年劣化しづらい宝石ということは周知の事実ですよね。

そのため、ジュエリーショップでは、中古の宝石を再加工して、新たな地金に埋め込むということも多いのです。永遠の輝きを放つ指輪だからこそ、そういった二次流通が行われるのも仕方のない事なのかもしれません。

二次流通ではないダイヤ=バージンダイヤモンド

以上で説明したように、中古でないダイヤモンドのことをバージンダイヤモンドと呼んでいます。採掘された宝石を加工し、初めてアクセサリーに埋め込まれるダイヤモンドが、バージンダイヤモンドです。

バージンダイヤモンドには証明書が付いている!

気になるのが、自分のダイヤモンドがバージンダイヤモンドなのかどうかだと思います。

実は、バージンダイヤモンドには証明書がついていて、加工した工場長や、国の大臣などのサインが入っているのだとか。この証明書付きのバージンダイヤモンドは、流通用が少ないそうで、バージンダイヤモンドのジュエリーを探すことは、とても大変なことなのだそうです。

ダイヤモンドは生鮮食品とは違う…

中古と聞くとネガティブなイメージを抱いてしまうかもしれませんが、ダイヤモンドは鮮度を競うものではありません。中古の二次流通品でも、優れたダイヤモンドはたくさんあります。

基本的には4Cの評価が優れているものがダイヤモンドの価値を決めていますので、自分のダイヤモンドがバージンダイヤモンドだからといって、残念がる必要はありません。

それでもバージンダイヤモンドを求める理由

ダイヤモンドの品質にはなんの問題もない中古のダイヤモンドですが、最近はバージンダイヤモンドを求める人が増えているのだとか。「自分が初めてのダイヤの主人」となることに価値を感じ、バージンダイヤモンドを持ちたいというカップル、花嫁が増えているのは事実なのだそうですよ。

一生の中でも大切な贈り物だからこそ、女性には特別なダイヤモンドを贈りたいという男性も増えていて、バージンダイヤモンド専門店を訪れる男性も。バージンダイヤモンドに価値を感じている人は、これからもどんどん増えていくかもしれませんね。

オーダーメイド、セミオーダーが流行っている背景も

最近は、セミオーダーなどでも自分の気に入った石を埋め込む婚約指輪、結婚指輪が人気です。自分たちで気に入った石を探してきて、指輪をオーダーするという人も少なくないのだとか。

そのため、埋め込む宝石にバージンダイヤモンドを選ぶ人も増えているのだとか。バージンダイヤモンドが人気となっているのは、こんなオーダースタイルが起因していると言ってもいいでしょう。

現時点ではバージンダイヤモンドという言葉が聞きなれないという人も多いかもしれませんが、これからは一つのステイタスとして数えられることになるかもしれませんね。