結婚指輪の素材はゴールドだと後悔する?
近年流行中のゴールド
近年、さまざまな外資系ブランドがゴールドの結婚指輪を打ち出しています。ちょうど結婚指輪選びをしている方の中には、気になっている方もいるのではないでしょうか。しかし、結婚指輪選びは一生に一度のこと。「流行っているから」といった理由だけで決めるのは安直な可能性もあり、後々後悔するケースもあるようです。
ゴールドで後悔するケース
ゴールドは温泉で変色することがある
ゴールドにはさまざまなタイプがありますが、温泉に入る際には外すのが無難です。金そのものは腐食に強く変色のリスクはありませんが、金は柔らかい金属であることから合金にすることで強度を高めています。この時に配合する金属によって、変色のしやすさが変わってきます。
例えば、「18金」と呼ばれるイエローゴールドの場合、銅や銀も配合素材に含まれているため、温泉に指輪をつけたまま入ると変色してしまう可能性が考えられるでしょう。
冠婚葬祭で指輪を着けられない
お葬式にて着用できるのは結婚指輪のみとされていますが、素材やデザインによっては結婚指輪でも注意が必要な場合もあります。特に、イエローゴールドやピンクゴールド、またダイヤがたくさんセットされている指輪は、必要以上に目立ってしまうことも。結婚指輪であれば問題ないとする意見もあるものの、非常識と思われないためにも外しておく方が無難であるともいわれています。
ファッション感覚で買ってしまって後々後悔
ゴールドのリングの中には、非常にファッション性が高いものもあります。そのため、一時的な流行に乗ってファッション性の高い結婚指輪を購入すると、後々自分の雰囲気に合わなくなる、落ち着いた場面で違和感を感じてしまうなど、後悔することがあるかもしれません。
要注意!見落としがちな"隠れた"後悔ポイント
ゴールドのリングを選んだ場合には、アフターサービスの点で注意するべきポイントがあります。それは、「サイズ直しが難しい素材がある」点です。
結婚指輪は長年使うものなので、出産や加齢によって指輪のサイズが合わなくなることもあるでしょう。例えばプラチナやゴールドは加工がしやすいため、サイズ直しもしやすいとされています。しかし、ピンクゴールドを選ぶ場合は要注意。プラチナよりも硬い素材であるため、ブランドによってはサイズ直しができないケースもありますので、あらかじめ確認しておくことが大切です。
ゴールドで後悔しないようにするポイント
純度を確認する
ゴールドを選ぶ際は、純度をしっかりと確認しておくことが大切です。これは、ゴールドの純度によって傷つきやすさや変色のリスクが変わってくるため。例えば24金や18金のように、純度によってどう違うのかを理解しておきましょう。どのような違いがあるのかわからなければ、店舗のスタッフに尋ねてみることがおすすめです。
2人でしっかり話し合ってデザインを選ぶ
結婚指輪は、2人で十分に話し合いをしながらデザインを選んでいくことがポイントです。例えば、年齢を重ねた時にも似合うかどうか、自然に馴染んでくれるか、また将来サイズ直しを行う可能性を考慮しながらデザインを検討するのもおすすめ。いずれにしても、2人が納得できるデザインを選ぶことが大切です。
様々なゴールドの種類の特徴を理解する
ゴールドには、「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「シャンパンゴールド」「グラスイエローゴールド」などさまざまな種類があります。特に、ブランドにより選べる種類や実際の色味が若干異なることもあるので注意が必要です。素材を選ぶ際には、それぞれの特徴を理解しながら、自分たちに合ったゴールドを選ぶようにすると良いでしょう。
より後悔を無くしたいなら、定番のプラチナがおすすめ
ここまでゴールドの結婚指輪についてご紹介してきました。結婚指輪の素材にはさまざまなものがあり、中にはプラチナという選択肢もあります。プラチナとはどのような素材なのか、なぜ多くの人に選ばれるのかなどを見ていきましょう。
プラチナとは?選ぶ人が多いのはなぜ?
プラチナとは、結婚指輪において定番ともいわれる素材です。美しい銀白色の素材で、ゴールドと比べて変色・変質しにくいためジュエリーの素材として多く用いられています。
プラチナのジュエリーを探す中で、「Pt900」や「Pt950」といった表現を目にすることがあるかもしれませんが、これはプラチナの純度を示したものです。純プラチナは柔らかい性質を持っているため、ジュエリーとして使用する場合には他の金属を混ぜて硬度を高めています。例えば「Pt900」なら全体の90%にプラチナが使用されていることを意味します。
また、ジュエリーメーカーによっては「ハードプラチナ」や「Pt999」を取り扱っているところもあります。「Pt999」は純度99.9%のプラチナで、「ハードプラチナ」はプラチナに他の金属を配合し硬度を高めたもの。配合する金属はそれぞれのジュエリーメーカーにより独自に研究されています。
プラチナだと後悔が少なくなる理由
サイズ直しがしやすい
プラチナを選ぶメリットのひとつに「サイズ直しがしやすい」点が挙げられます。結婚指輪は長い期間身につけるものなので、サイズ直しが必要になることもあるかもしれません。プラチナは加工がしやすくサイズ直しもしやすいといわれています。
素材の中には加工しにくいものもあります。例えばピンクゴールドはプラチナよりも硬いために、サイズ直しが難しく、サイズを変えるとなった際には新品交換となることも。プラチナのように加工しやすい素材を選ぶことで、サイズ直しが必要になった時に新品との交換とはならず、一生同じ指輪を使い続けられます。
素材が変化しにくい
プラチナが結婚指輪の素材として多く選ばれる理由として、変質しにくく汗や水にも強い点も挙げられます。長く身につけていても色褪せや変質が起こりにくい点が特徴です。日常生活の中で使用していても長持ちしますので、修理や再購入の心配も少なく、コストの負担も少ないという面があります。
定番がゆえに選ばれる理由がいくつもある
プラチナは、結婚指輪の定番ともいわれている素材です。そのため、冠婚葬祭など場所を選ばすに身につけられる点も魅力といえるでしょう。ゴールドの指輪は、デザインなどによってはファッション的なイメージが強くなることもありますが、プラチナの指輪であればシーンを問わず上品さを保てます。
見ておきたい!プラチナのリングを見るならおすすめのブランド
ここでは、プラチナの指輪を提供しているおすすめのブランドをご紹介しています。ご紹介しているブランドは、プラチナの素材・Pt950、かつ自社で独自に開発したハードプラチナがあると記載されているブランドです。それぞれのブランドが提供するプラチナの特徴もまとめていますので、指輪探しの際にぜひ参考にしてみてください。
銀座ダイヤモンドシライシ
1994年に創業した銀座ダイヤモンドシライシ。ブライダルジュエリー専門店として、数多くのカップルの幸せに特別な輝きを届けてきたブランドです。高品質なプラチナやダイヤモンドと小さな爪まで完成度を極めた、シンプルで上品な結婚指輪が人気。デザイン数も550種類以上と豊富なラインナップを展開しています。
銀座ダイヤモンドシライシのプラチナの特徴
- 独自開発のハードプラチナで、普段使いにも耐えられる十分な強度
- 指に当たるリング内側に緩やかなカーブをつけることで、滑らかで指当たりの良い着け心地
- 生涯に渡り飽きが来ない、金属独自の美しさを体現したデザイン
銀座ダイヤモンドシライシが、結婚指輪は「一生使うもの」という思いから開発したハードプラチナは、ブライダルジュエリーにふさわしい独自配合。繊細なデザインの美しさを持っている点や、さらに普段使いにも耐えられるような強度、そして金属独自の美しさを実現したバランスの良いプラチナです。
また、銀座ダイヤモンドシライシは「イエローゴールド」「ピンクゴールド」「グラスゴールド」「ブロッサムピンクゴールド」といったゴールドの指輪も豊富に用意していますので、ぜひチェックしてみてください。
エクセルコ ダイヤモンド
エクセルコ ダイヤモンドは、ダイヤモンドの品質に徹底したこだわりがあるベルギー発のブランドです。自分たちだけのデザインを楽しめる、フルオーダーにも対応。専属デザイナーとの綿密な打ち合わせを行い、細かい部分にまで希望を生かしたデザインとすることが可能です。
エクセルコ ダイヤモンドのプラチナの特徴
- 独自配合によって強度の高いハードプラチナを提供
- 強度が高いハードプラチナなので、傷もつきにくい
- 純度99.9%のプラチナ(Pt999)も選択が可能
同ブランドがこだわりを持つ、ダイヤを引き立てるプラチナを提供。「ハードプラチナ」と呼ばれる、より硬度が高いプラチナであることから、普段使いにも対応が可能です。日常生活の中でどうしても小さな傷はついてしまいますが、永久保証にて対応が可能。選び抜いた金属を使用することにより、品質にこだわった美しいリングを提供しています。
スタージュエリー
1946年創業のスタージュエリーのブライダルリングは、全て自社工房で製作される点が特徴。熟練のクラフトマンによる手作りにこだわっています。シンプルなデザインが多いものの、同ブランドの細やかな技巧が感じられる点がポイントです。
スタージュエリーのプラチナの特徴
- プラチナはPt950を採用
- 高い硬度をもつハードプラチナを採用
- プラチナ製品は細かいパーツまでPt950を使用
スタージュエリーのプラチナは、高純度のPt950、その中でも硬度の高いハードプラチナを使用している点が特徴です。同ブランドのプラチナ製品の場合、チェインや引き輪、フックなど小さなパーツに至るまでPt950を使っているため、美しさや硬度、耐久性を併せ持っている点が特徴といえます。
ゴールドでおすすめのブランド
プラチナが気になりつつも、「やっぱりゴールドの結婚指輪を提供している店舗も見ておきたい」と考えている人もいるでしょう。そこでゴールドの結婚指輪を探すにあたり、おすすめのブランドを紹介していきます。こちらのブランドは、ゴールドの素材を4種類以上取り揃えていますので、ぜひ検討に入れてみてください。
AHKAH(アーカー)
取り扱っているゴールドの種類
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
- ナチュラルホワイトゴールド
- ナチュラルピンクホワイトゴールド
1997年に創業した日本のファインジュエリーブランドです。18Kイエローゴールドをはじめとする上質な素材や、繊細なクラフトマンシップにより生み出される完成度の高さ、身につけた際の美しさを追求したデザインなどを特徴としています。
MAXI
取り扱っているゴールドの種類
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
- グリーンゴールド
「永遠なる想い」をブランドコンセプトとして、ハワイの伝統的な彫り柄と現代的なモダニズムを融合させたハワイアンジュエリーを提供。熟練のトップマイスターによってひとつひとつ丁寧に彫りが施される点が特徴となっています。
ichi
取り扱っているゴールドの種類
- ピンクゴールド
- イエローゴールド
- ホワイトゴールド
- ブラウンゴールド
- グリーンゴールド
Ichiは、一点一点手作業により製作した指輪を提供するブランド。さまざまな素材が用意されているので、好みの物を選択できます。職人と直接打ち合わせを行いながらデザインを決めるため、2人が持つ想いをしっかりと指輪に込められます。
銀座ダイヤモンドシライシ
取り扱っているゴールドの種類
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- グラスゴールド
- ブロッサムピンクゴールド
銀座ダイヤモンドシライシでは、プラチナだけでなく豊富なゴールドのバリエーションがあるのが特徴。セミオーダーとフルオーダーの2つのオーダーシステムを用意。世界でひとつだけの、想いがこもった結婚指輪を作れます。
K.uno(ケイウノ)
取り扱っているゴールドの種類
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
- ローズゴールド
1981年に創業し、オーダーメイドジュエリーや修理・リフォームを手がけるブランドです。専属のデザイナーがほぼ全ての店舗に常駐しているため、その場で結婚指輪のデザイン提案が可能。また、既成デザインのアレンジにも対応しています。
LocalBrand
取り扱っているゴールドの種類
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- グリーンゴールド
- ホワイトゴールド
日本ならではの品質へのこだわりに合わせて、さまざまな素材を用意。デザインは、店頭にあるサンプルをもとにしたオーダーメイドのアドバイスを行っています。2人の希望をアドバイザーが確認しながら、デザインを形にしていきます。
まとめ
こちらの記事では、結婚指輪としてゴールド素材を選ぶ場合のポイントを紹介しました。さまざまな素材がありますので、まずは2人が納得し、長くつけられる指輪かどうかを考えながら選ぶと良いでしょう。ぜひ、長く身につけられるお気に入りの指輪を見つけてください。