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ダイヤモンドのトレーサビリティに配慮したブランドは?

結婚指輪を探していると、「エシカル」「サステナブル」「責任ある調達」など、さまざまな言葉を目にします。どれも大切な考え方ですが、情報が多いほど「結局、どのブランドを選べばよいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、ダイヤモンドのトレーサビリティや紛争ダイヤモンドについて解説したうえで、品質・素材・着け心地・アフターサービスまで含めて、結婚指輪のブランドを選ぶポイントを紹介します。

ダイヤモンドのトレーサビリティとは?

ダイヤモンドの採掘から製造までを追跡する仕組み

ダイヤモンドのトレーサビリティとは、ダイヤモンドがどこで採掘され、どのような経路をたどって研磨・加工され、ジュエリーになったのかを確認できる仕組みです。食品の産地や製造履歴を確認するのと同じように、ダイヤモンドの背景を明らかにする考え方といえます。

ブランドによって確認できる範囲は異なり、採掘された国や地域だけでなく、研磨された場所、製造工程、個別識別番号などを確認できる場合もあります。どこまで情報が開示されているかを確認することが、納得できるブランド選びにつながります。

キンバリープロセスと紛争ダイヤモンドの関係

紛争ダイヤモンドとは、紛争地域で採掘され、武装勢力の資金源となるダイヤモンドを指します。こうしたダイヤモンドが市場に流通することを防ぐために、原石の輸出入を管理する国際的な制度として「キンバリープロセス」が設けられました。

キンバリープロセスは、ダイヤモンドが紛争の資金源になっていないことを確認するための重要な制度です。ただし、ダイヤモンドの採掘地や研磨地、製造工程まで詳しくわかることを意味するものではありません。紛争ダイヤモンド対策と、個別の生産履歴を追跡するトレーサビリティは別の考え方として理解しておきましょう。

キンバリープロセスとトレーサビリティは別のもの

キンバリープロセスは、主に紛争ダイヤモンドの流通を防ぐための制度です。一方、トレーサビリティは、採掘から加工、製造までの過程をどこまで追跡できるかという仕組みです。目的は異なりますが、どちらもダイヤモンドを安心して選ぶための大切な判断材料になります。

そのため、ブランドを比較するときは「キンバリープロセスに準拠しているか」だけでなく、「購入するダイヤモンドの原産地や加工場所を確認できるか」「個別の証明書や番号があるか」まで確認することが大切です。

ブランドによって確認できる情報の範囲は異なる

トレーサビリティへの取り組みは、ブランドによって開示される情報の範囲が異なります。採掘された国や地域だけを案内するブランドもあれば、原石の状態や研磨工程、ジュエリーとして製造された場所まで確認できるブランドもあります。

また、ブランド全体の方針として説明されている場合と、一定のカラット数以上など対象となるダイヤモンドが限られている場合があります。「すべての商品が対象なのか」「購入する一石が対象なのか」を、公式サイトや店頭で確認しておくと安心です。

サリネ・ライトとは?4Cではわからないダイヤモンドの輝きを確認する方法

サリネ・ライトはダイヤモンドの輝きを評価するシステム

サリネ・ライトは、ダイヤモンドの輝きを測定・評価するシステムです。ダイヤモンドの品質を表す4Cは、カラット・カラー・クラリティ・カットという4つの基準で評価しますが、同じグレードでも実際の輝き方には違いが生まれることがあります。

サリネ・ライトでは、白い光の輝きや動いたときのきらめき、虹色の輝き、光の反射バランスなどを確認できます。鑑定書の数値だけでは判断しにくい「見た目の輝き」を比較する材料として、ダイヤモンド選びに役立つ仕組みです。

4Cとサリネ・ライトでは評価する内容が異なる

4Cは、ダイヤモンドの重さ・色・透明度・カットを評価する、世界的に知られた基準です。一方、サリネ・ライトは、ダイヤモンドからどのような光が放たれるのか、輝きのバランスがどうなっているのかを測定します。

どちらか一方だけを見ればよいのではなく、4Cで基本的な品質を確認し、サリネ・ライトや実物の見え方で輝きを確かめるのがおすすめです。ブランドによってレポートの発行条件が異なるため、対象商品かどうかも確認しましょう。

サリネ・ライトで確認できるダイヤモンドの輝き

サリネ・ライトでは、ブリリアンス、スパークル、ファイヤー、シンメトリーといった輝きに関する項目を確認できます。単に「大きい」「透明度が高い」という情報だけでなく、光の反射やきらめき方を多面的に見られる点が特徴です。

同じような4C評価のダイヤモンドでも、輝きの印象が異なることはあります。サリネ・ライトの評価を参考にしながら、店頭で実際に指輪を着けて、自分たちの目で美しいと感じるかを確かめることが大切です。

ヴァージン・ダイヤモンドと美しい輝きにこだわる銀座ダイヤモンドシライシ

銀座ダイヤモンドシライシは、創立当時からブライダルリングにふさわしい「ヴァージン・ダイヤモンド」と、世界トップレベルに美しい輝きのダイヤモンドにこだわってきたブランドです。ダイヤモンドを自社で一貫して仕入れ、カットの正確性やプロポーション、色、内包物の位置などを一石ずつ確認しています。

また、4Cだけでは表しにくい輝きをサリネ・ライトで測定し、一定の基準を満たしたダイヤモンドを厳選しています。来歴への安心感だけでなく、実際に身に着けたときの輝きまで重視したい方に向いているブランドです。

ダイヤモンドジャーニーで原石からの道のりを確認できるエクセルコ ダイヤモンド

エクセルコ ダイヤモンドでは、サリネ・ライトを活用した「ダイヤモンドジャーニー」によって、購入するダイヤモンドが原石からどのようにカッティングされたのかを確認できます。カッティング前の原石の形やカッティングプラン、輝きに関する測定結果などを見られる点が特徴です。

ダイヤモンドの美しさだけでなく、どのような原石がどのように姿を変えたのかまで知りたい方に適しています。ダイヤモンドの来歴と輝きの両方を、ストーリーとして確認したい方におすすめしやすいブランドです。

サリネ・ライトやダイヤモンドジャーニーは購入時に確認できるか

サリネ・ライトのレポートやダイヤモンドジャーニーの対象となるかどうかは、ダイヤモンドのカラット数や品質などによって異なる場合があります。そのため、すべての商品に同じ情報が付くと考えず、検討しているリングが対象かどうかを確認しましょう。

店頭では、「このダイヤモンドの輝きの評価は見られますか」「原石からの情報を確認できますか」「証明書やレポートは購入後も保管できますか」と質問するとスムーズです。実際に確認できる情報を聞いてから比較することが、後悔しない選び方につながります。

トレーサビリティだけでブランドを決めないことも大切

結婚指輪はダイヤモンドの背景と日常の使いやすさで選ぶ

ダイヤモンドの来歴や調達背景に納得できることは、結婚指輪を選ぶうえで大切なポイントです。ただし、結婚指輪は購入した瞬間だけでなく、これから何年も日常的に身に着けるものでもあります。

そのため、トレーサビリティに加えて、指輪の素材や強度、着け心地、デザイン、保証まで確認しましょう。「納得して選べること」と「毎日快適に使えること」の両方を満たすブランドを探すことが大切です。

結婚指輪の素材と強度を確認する

結婚指輪の素材には、プラチナやゴールドなどがあります。プラチナは白く落ち着いた色味が魅力で、ゴールドはイエローやピンクなど、肌の色や好みに合わせて選びやすい素材です。

素材名だけでなく、プラチナの純度、配合、製法、リングの幅や厚みも確認しましょう。毎日使うことを考えるなら、デザインの美しさだけでなく、傷や変形への強さ、指あたりのよさまで店頭で確かめることをおすすめします。

ハードプラチナは長く使う結婚指輪の選択肢

ハードプラチナとは、プラチナに独自の配合を施し、日常使いに配慮した強度を目指した素材です。一般的なプラチナと比べた特徴はブランドによって異なるため、「ハードプラチナ」という名称だけで判断せず、配合や製法まで確認することが大切です。

銀座ダイヤモンドシライシでは、ブライダルリングを長く身に着けることを考え、独自配合のハードプラチナを開発しています。ダイヤモンドだけでなく、リング本体の耐久性にもこだわりたい方は、素材についてスタッフに詳しく聞いてみるとよいでしょう。

着け心地やデザインが自分たちに合うか試す

結婚指輪は、仕事中や家事のときにも身に着けることが多いため、デザインだけでなく着け心地も重要です。リングの幅や厚み、指輪の内側の形状、ダイヤモンドの留め方によって、指に触れる感覚や引っ掛かりやすさは変わります。

写真や商品ページだけではわからない部分も多いため、気になるブランドは実際に試着して比較しましょう。数年後も無理なく身に着けていられるかを考えると、流行だけに左右されない選択がしやすくなります。

保証やメンテナンスもブランド選びの基準にする

結婚指輪は長く使うものだからこそ、購入後のサポートも確認しておきたいポイントです。サイズ直しやクリーニング、磨き直し、石取れや変形への対応など、ブランドによって保証内容は異なります。

「永久保証」と書かれていても、すべての修理が無料とは限りません。保証の対象範囲や回数、費用を来店時に確認しておくと安心です。購入後のメンテナンスまで含めてブランドを比較することで、長く大切に使える指輪を選びやすくなります。

トレーサビリティのあるダイヤモンドブランドを選ぶ5つの基準

どの段階まで情報を確認できるか

まずは、ダイヤモンドのどの段階まで情報を確認できるかを見てみましょう。採掘された国や地域だけでなく、原石の取引、カット・研磨、ジュエリーの製造まで追跡できると、ダイヤモンドの背景をより具体的に把握できます。

ブランドの公式サイトに書かれている内容と、実際に購入する商品で確認できる内容が異なる場合もあります。購入するダイヤモンドについて、どこまで確認できるのかを店頭で尋ねることが大切です。

個別識別番号やレーザー刻印があるか

ダイヤモンドに個別の識別番号が付いていると、証明書やデータと一石ごとの情報を照合しやすくなります。ブランドによっては、ダイヤモンドのガードル部分にレーザーで番号やブランドロゴを刻印している場合もあります。

ただし、刻印の有無や対象となるダイヤモンドの条件はブランドごとに異なります。番号や刻印によって、購入する一石を特定できるかを確認しておくと、トレーサビリティをより具体的に判断できます。

証明書や保証書の内容を確認できるか

証明書には、ダイヤモンドのカラット、カラー、クラリティ、カットなどの品質情報が記載されます。ブランドによっては、個別識別番号や原産地、研磨工程に関する情報が付く場合もあります。

証明書が紙で発行されるのか、デジタルで確認できるのかも確認しておきましょう。鑑定書・証明書・保証書の役割を分けて理解すると、どの情報を確認すべきか整理しやすくなります。

ブランドが調達方針を公式に開示しているか

トレーサビリティを重視するなら、ブランドが公式サイトでどのような調達方針を示しているかを確認しましょう。責任ある調達、紛争ダイヤモンド対策、キンバリープロセス、環境や地域社会への配慮など、具体的な説明があるかがポイントです。

「エシカル」「サステナブル」といった言葉だけでなく、何をどのように管理しているのかまで説明されているブランドは、比較する際の情報を集めやすい傾向があります。抽象的な表現ではなく、根拠のある情報を確認することを意識しましょう。

品質・デザイン・保証も自分たちに合っているか

トレーサビリティに配慮していることは重要ですが、それだけで結婚指輪を決める必要はありません。ダイヤモンドの輝き、リングの素材、デザイン、着け心地、価格、店舗での相談のしやすさなども、ふたりにとって大切な判断材料です。

優先順位は人によって異なります。自分たちが譲れない条件を3つほど決めてからブランドを比較すると、情報が多い中でも候補を絞り込みやすくなります。

ダイヤモンドのトレーサビリティに配慮したおすすめブランド4選

銀座ダイヤモンドシライシ

画像引用元:銀座ダイヤモンドシライシ 公式HP
(https://www.diamond-shiraishi.jp/)

銀座ダイヤモンドシライシは、日本初のブライダルジュエリー専門店として、結婚指輪や婚約指輪を専門に扱ってきたブランドです。ダイヤモンドについては、ヴァージン・ダイヤモンドや美しい輝きにこだわり、仕入れたダイヤモンドを一石ずつ確認しています。トレーサビリティだけでなく、ダイヤモンドそのものの品質を重視したい方に向いています。

さらに、サリネ・ライトによる輝きの評価や、結婚指輪に適した独自配合のハードプラチナ、購入後の永久保証なども特徴です。ブランド選びで迷っていて、品質・素材・デザイン・保証をまとめて相談したい方におすすめしやすいブランドです。

エクセルコ ダイヤモンド

画像引用元:エクセルコ ダイヤモンド 公式HP
(https://www.exelco.com/)

エクセルコ ダイヤモンドは、ダイヤモンドの原石選びやカット技術、輝きにこだわるブランドです。サリネ・ライトを活用したダイヤモンドジャーニーでは、原石の形やカッティングプラン、輝きの測定結果など、ダイヤモンドがどのような道のりをたどったのかを確認できます。

トレーサビリティに関する情報だけでなく、ダイヤモンドの輝きやヴァージン・ダイヤモンド証明書、リングの素材や着け心地にもこだわっています。ダイヤモンドの背景と、カットによって生まれる輝きの両方を重視したい方に適したブランドです。

SA BIRTH(サバース)

画像引用元:SABIRTH(サバース) 公式HP
(https://www.sabirth.com/)

SA BIRTH(サバース)は、ダイヤモンドのプロヴェナンスやトレーサビリティを重視しているブランドです。公式サイトでは、一定の条件を満たすダイヤモンドについて、ガードル部分へのレーザー刻印や個別番号による管理、原石の研磨・加工を現地の提携工場で行う取り組みを紹介しています。

また、キンバリープロセスに則った原石の調達や、サザンアフリカ地域への貢献についても説明しています。ダイヤモンドが生まれた場所や、そこから手元に届くまでの背景を詳しく知りたい方に向いているブランドです。

Tiffany & Co.(ティファニー)

画像引用元:Tiffany&Co.(ティファニー) 公式HP
(https://www.tiffany.co.jp/)

Tiffany & Co.(ティファニー)は、ブランドの知名度や洗練されたデザインだけでなく、ダイヤモンドの責任ある調達にも取り組んでいるブランドです。公式サイトでは、一定の条件を満たす個別登録ダイヤモンドについて、原産地域や原産国、カット・研磨された国などの情報を案内しています。

ダイヤモンドの背景を確認しながら、長く愛用しやすいブランド性やデザインも重視したい方に向いています。トレーサビリティに加えて、憧れのブランドで結婚指輪を選ぶ時間も大切にしたい方におすすめです。

4ブランドのトレーサビリティ・品質・選びやすさを比較

トレーサビリティの確認方法を比較

トレーサビリティの確認方法は、ブランドによって異なります。原産地や調達方針を公式サイトで確認できるブランドもあれば、個別番号、証明書、レーザー刻印、デジタルレポートなどを通じて、一石ごとの情報を確認できるブランドもあります。

今回紹介したブランドでは、SA BIRTHやTiffany & Co.は来歴や原産地情報、エクセルコ ダイヤモンドは原石からの道のり、銀座ダイヤモンドシライシはヴァージン・ダイヤモンドや仕入れへのこだわりを確認できます。自分が知りたい情報に強いブランドを選ぶとよいでしょう。

ダイヤモンドの品質や輝きへのこだわりを比較

ダイヤモンドの品質は、4Cだけでなく、カットの精度や光の反射、実際に見たときの輝きも含めて確認することが大切です。ブランドによっては、サリネ・ライトなどを使い、4Cとは異なる観点から輝きを評価しています。

銀座ダイヤモンドシライシとエクセルコ ダイヤモンドは、サリネ・ライトや独自の仕入れ基準を通して、ダイヤモンドの美しさを追求しています。同じグレードでも実物の輝きを見比べたい方は、店頭で試着してみると違いを感じやすくなります。

結婚指輪の素材や着け心地を比較

結婚指輪は日常的に着けるものなので、ダイヤモンドの品質だけでなく、リング本体の素材や着け心地も確認しましょう。プラチナやゴールドの色味、リングの幅や厚み、内側の形状によって、指輪を着けたときの印象は変わります。

ハードプラチナや内甲丸など、日常使いを考えた素材・設計を用意しているブランドもあります。デザインを正面から見るだけでなく、指を曲げたときや隣の指との当たり方も確認すると安心です。

保証やアフターサービスを比較

ブランドを比較するときは、購入後の保証内容にも目を向けましょう。サイズ直し、クリーニング、磨き直し、変形直し、石取れへの対応など、サービスの内容はブランドごとに違います。

また、無料で受けられるサービスと有料のサービス、対象外となるケースも確認しておく必要があります。結婚指輪を購入した後も相談できる体制があるかを確かめると、長く使ううえでの安心感につながります。

それぞれのブランドが向いている人を比較

ブランドごとに強みは異なります。銀座ダイヤモンドシライシは、専門店で相談しながら豊富なデザインから選びたい方、エクセルコ ダイヤモンドは原石からの道のりや輝きにこだわりたい方に向いています。

SA BIRTHはダイヤモンドの来歴や社会的背景を重視する方、Tiffany & Co.はブランド性やデザインも含めて選びたい方に適しています。ブランドの知名度ではなく、自分たちの優先順位に合うかを基準に比較しましょう。

自分に合うトレーサビリティ重視のブランドの選び方

ダイヤモンドの産地や来歴を詳しく知りたい人

ダイヤモンドがどこで生まれ、どのような工程を経て指輪になったのかを詳しく知りたい方は、原産地情報や個別識別番号、原石からの工程を確認できるブランドを選びましょう。

SA BIRTHやTiffany & Co.のように原産地情報を開示しているブランド、エクセルコ ダイヤモンドのようにダイヤモンドジャーニーを提供しているブランドなどがあります。自分が知りたい「来歴」の範囲を明確にすることがポイントです。

ダイヤモンドの輝きや品質を重視したい人

ダイヤモンドの輝きを重視する方は、4Cのグレードだけでなく、カットの精度や光の反射、サリネ・ライトなどの評価も確認するとよいでしょう。鑑定書の情報と、実際に見たときの印象を組み合わせて判断します。

銀座ダイヤモンドシライシやエクセルコ ダイヤモンドでは、ダイヤモンドの輝きを評価する仕組みを用意しています。数値だけでなく、ふたりが美しいと感じる輝きかを試着時に確かめましょう。

デザインや着け心地を重視したい人

結婚指輪は長い期間身に着けるため、好みのデザインであることに加えて、日常生活で使いやすいことも重要です。細身のリング、ダイヤモンドを多くあしらったリング、シンプルなリングなど、生活スタイルに合うデザインを選びましょう。

仕事中も着けるのか、家事や育児の際に外すのか、婚約指輪と重ね着けするのかによっても、適したデザインは変わります。現在の好みだけでなく、これからの生活にも合うかを考えると選びやすくなります。

保証やメンテナンスを重視したい人

購入後の安心感を重視する方は、保証期間やメンテナンス内容を比較しましょう。結婚指輪は長く使ううちに小さな傷がついたり、指のサイズが変わったりすることがあります。

クリーニングや磨き直し、サイズ直しなどのサービスが充実していると、指輪をきれいな状態で使い続けやすくなります。保証の名称ではなく、具体的な対象範囲と費用を確認することが大切です。

ブランド選びで迷いすぎてしまう人

候補が多くて迷ってしまう場合は、まず「ダイヤモンドの背景」「輝き」「デザイン」「素材」「保証」の中から、特に重視したい条件を3つほど選びましょう。その条件に合うブランドを2〜3社に絞ると、比較しやすくなります。

そのうえで、公式サイトを確認し、実際に店舗で試着してみるのがおすすめです。情報を集め続けるだけでなく、実物を見てふたりの感覚を確かめることが、納得できる決断につながります。

来店前に確認したいダイヤモンドの質問リスト

ダイヤモンドの産地や来歴について聞く質問

来店時には、「ダイヤモンドの原産国や地域は確認できますか」「研磨された場所はわかりますか」「原石からの工程を確認できますか」と質問してみましょう。ブランドが開示している情報の範囲を具体的に把握できます。

また、購入するダイヤモンド一石ごとの情報なのか、ブランド全体の調達方針なのかも重要です。自分が選ぶダイヤモンドについて確認できる情報かを聞くようにしましょう。

ブランドの調達方針について聞く質問

「キンバリープロセスに準拠していますか」「紛争ダイヤモンド対策としてどのような取り組みをしていますか」「責任ある調達について資料はありますか」といった質問が役立ちます。

エシカルやサステナブルという言葉だけで判断せず、どのような基準でダイヤモンドを仕入れているのかを確認しましょう。具体的な取り組みを説明してもらえるかも、ブランドを見極めるポイントです。

結婚指輪の素材や製法について聞く質問

リングの素材については、「プラチナの純度は何%ですか」「ハードプラチナですか」「どのような配合や製法ですか」と確認しましょう。素材名だけではわからない特徴を知ることができます。

さらに、リングの幅や厚み、内側の形状、ダイヤモンドの留め方について聞くのもおすすめです。長く使うことを前提に、強度と着け心地を説明してもらうと、デザイン選びの参考になります。

サリネ・ライトやダイヤモンドジャーニーについて聞く質問

サリネ・ライトについては、「購入予定のダイヤモンドは評価の対象ですか」「レポートを確認できますか」「4Cの鑑定書とどのように使い分けますか」と質問するとよいでしょう。

ダイヤモンドジャーニーについては、「原石の形やカッティングプランを見られますか」「購入後もデータを確認できますか」と聞いてみましょう。どの情報を、いつ、どのような方法で確認できるかを把握することが大切です。

購入後の保証やメンテナンスについて聞く質問

保証については、「サイズ直しは無料ですか」「クリーニングや磨き直しはできますか」「石取れや変形は保証対象ですか」といった質問を用意しておくと安心です。

保証期間だけでなく、無料と有料の範囲、修理を依頼する方法、購入後の相談窓口も確認しましょう。将来のメンテナンスまでイメージしてから購入を決めることで、長く大切に使いやすくなります。

ダイヤモンドのトレーサビリティでよくある疑問

トレーサビリティがあれば必ず品質も高い?

トレーサビリティは、ダイヤモンドの採掘地や流通、製造工程などを確認するための仕組みです。一方、ダイヤモンドの品質は4Cやカット、輝き、透明感などによって評価されます。

そのため、トレーサビリティがあることと、ダイヤモンドの品質が高いことは同じ意味ではありません。来歴・品質・輝きをそれぞれ別の基準で確認することが大切です。

すべてのダイヤモンドで産地がわかる?

すべてのブランドや商品で、ダイヤモンドの産地まで確認できるとは限りません。ブランドによっては一定のカラット数以上のダイヤモンドが対象であったり、原産地ではなく研磨地のみを案内していたりする場合があります。

「ブランドとして取り組んでいるか」だけでなく、「購入予定の商品が対象か」を確認しましょう。対象条件や開示範囲を公式サイト・店頭で確認することが安心につながります。

ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドはどう違う?

天然ダイヤモンドは、自然環境の中で長い時間をかけて形成されたダイヤモンドです。一方、ラボグロウンダイヤモンドは、研究施設などで天然ダイヤモンドと同じ化学組成を持つダイヤモンドを人工的に生成したものです。

どちらがよいかは、天然であること、価格、環境への考え方、将来の価値など、何を重視するかによって異なります。自分たちが大切にしたい価値観を整理して選ぶことが重要です。

トレーサビリティ重視だと結婚指輪の価格は高くなる?

結婚指輪の価格は、トレーサビリティだけで決まるものではありません。ダイヤモンドのカラットやカラー、クラリティ、カット、リングの素材、デザイン、ブランド、保証内容など、さまざまな要素が関係します。

トレーサビリティを確認できるブランドでも、デザインやダイヤモンドの選び方によって価格帯は変わります。予算の中で、どの条件を優先するかをふたりで話し合っておくと選びやすくなります。

トレーサビリティの情報は購入後も確認できる?

購入後に確認できる情報や方法は、ブランドによって異なります。証明書や保証書を保管しておくことで確認できる場合もあれば、個別番号やオンラインレポートを使って後から確認できる場合もあります。

購入前に、「証明書は発行されますか」「デジタルデータは保存できますか」「紛失した場合に再発行できますか」と聞いておくと安心です。購入後も情報を確認できる仕組みがあるかを確認しておきましょう。

まとめ|ブランド名ではなく自分たちの価値観で選ぶことが大切

ダイヤモンドのトレーサビリティは、採掘から加工、製造までの背景を確認し、納得して結婚指輪を選ぶための大切な判断材料です。キンバリープロセスや紛争ダイヤモンド対策との違いを理解し、どこまで情報を確認できるのかをブランドごとに比較しましょう。

ただし、トレーサビリティだけでブランドを決める必要はありません。ダイヤモンドの輝き、サリネ・ライト、素材やハードプラチナ、着け心地、デザイン、保証まで含めて、自分たちに合うかを考えることが大切です。

銀座ダイヤモンドシライシやエクセルコ ダイヤモンドでは、ダイヤモンドの品質や輝き、リングの素材、購入後のサポートまで確認できます。まずは気になるブランドをいくつか比較し、実際に試着しながら、ふたりが長く大切にできる結婚指輪を探してみてください。